訪問看護で働いていると、ヘルパーさんと一緒に仕事をすることがあります。
そうなったときに看護師って何する人?という当たり前すぎて気づかない疑問が生まれます。
気管切開がある子のお風呂、気管切開のバンド交換、胃管がある、胃ろうがある…
実はこれら全部、看護師必須ではなく、ヘルパーさん(と家族)で大丈夫な行為です。
そこに与薬や褥瘡の処置など、医療行為が加わると看護師の領域になります。
病院にはヘルパーさんはいないので、なるほど勉強になります。
小児訪問看護で医療的ケアが少なくなる、または落ち着くと、
挨拶もそこそこに、お子さんに
「かささんにお風呂入れてもらおうねー!」
と声がけされるご家族がいますが、
正確には、お風呂の担当の人ではないです。
体調把握メインで、いつも大変なお風呂を皮膚観察を含めて行なって差し上げる・・ということです。
結果としてお風呂担当になっても、仕事なのでいいんですけどね。
ちなみに、気管切開の痰の吸引も、研修を受ければヘルパーさんができます。
こうなると、逆に看護師として看護をきちんと提供せねば…と
兜の緒を締めるわたしなのです。
ちなみに、ヘルパーさんと働くのはありがたいですし、看護師ではわからない新たな知見が得られるし、大好きです。
今日はちょっとしたぼやきでした。
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