季節が変わるというくすり

時間とともに良くなることはたくさんある。

日本には四季があります。

年々夏が長くなっている気もしますが、大体は、春夏秋冬あります。

病院で働いていると季節感がなく

短期入院が主のため気づかなかったのですが、

人は季節によって体調が変わるようです。

健康体な人は気付きにくいですが、持病がある人ほど顕著です。

冬は日照時間が短く、気温も低いため

身体的にも精神的にも本調子にならない、あるいは悪くなる人が多いです。

同様に季節の変わり目も、体がついてゆかず、体調を崩しやすいです。

まさに2月下旬から3月初めの今の時期は、東京は

「季節の変わり目」であり「まだちょっと冬が残る」ころ。

訪問看護で長期間を関わっていると、今の時期は調子が悪い人が多いなという印象です。

今読んでいる本の『ネガティブ・ケイパビリティ』は著者が精神科の医師なのですが、

じっと話を聞き、回復を辛抱づよく待つのは、何よりの助けになるはずです。

箒木蓬生 ネガティブケイパビリティ

と、日々の時間が解決してくれる治療も再確認していて、

季節が変わるというのもその一つかなと思うのです。

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