ナプキン以外の選択肢！夜勤にも安心の月経カップのはなし

わたしはわりと新しいもの好きで、

特に日常困っていることに対しては

とりあえずお試しをすることが多いです。

最近フェムテックとして取り上げられるようになった月経カップ、

みなさんは使ったことありますか？

端的にいうと、わたしはおすすめします。

きっかけは、生理中の肌荒れが気になること、サニタリーボックスの片付けが嫌なこと。

毎月不快だーと思っていたとき、

雑誌に取り上げられていたので試してみました。

コツをつかむまでは失敗もしましたが、

いまは吸水パンツを併用して、

肌荒れも心配も、ゴミもゼロになりました。

わたしも最初はそうでした。

ここからは、月経カップを使ってみての感想と数々の疑問にお答えします。

月経カップとは、ナプキンやタンポンのような生理用品の仲間です。

タンポンのように、膣内に留置してカップに経血を溜めて使います。

医療用シリコンなどで作られており、洗浄殺菌して繰り返し使うことができます。

• 生理中の外陰部の荒れ、かゆみが気にならない
• 嫌なドロっと感がない
• なんだか臭う・・がなくなる
• サニタリーボックスが要らなくなる
• 温泉やプールを諦めなくていい

月経カップは、ナプキンやタンポンのように吸い取る生理用品ではなく、

液体のまま溜めるのが特徴です。

膣内に留置するため、外陰部が経血で濡れたままになったり、乾燥して擦れたりすることはないため

生理中に外陰部が荒れないのが嬉しいポイントです。

経血が乾かないため、生理中の臭いはかなり軽減され、

自宅のサニタリーボックスは要らなくなります。

タンポンのようにヒモがなく、外から見えないため温泉やプールも制限しなくていいです。

月経カップの最大の難点は、挿入にコツがいることです。

慣れる前にやめてしまう人は大勢いると思われます。

血が怖い、の口コミがよくみられますが、

もし読んでいるあなたが助産師や看護師なら、きっと耐えられます。

月経カップは大体3000〜5000円/個くらいです。

正しく使えば数年以上もつようです。

色々こだわれば、いくらでも高くなりますが

メルーナカップ3960円、ユニクロの吸水パンツ1990円あたりだと

ナプキンと比較して元を取るのも早そうです。

商品やサイズはお好きなもので大丈夫ですが、

医療用シリコンなどの安全性があるもの、空気穴があるもの、小さすぎないものをおすすめします。

出先のトイレでは、トイレに入る前に手を洗い、

ペットボトルの水でカップを便器に向けて流して洗います。

月経カップ、何回か失敗しました。

挿入しやすくなるコツ、漏れにくくなるコツをご紹介します。

本当はカップがあれば普通のショーツでいいようなのですが、

万一漏れても安心できるように、私は吸水パンツを併用しています。

そうですよね。体内に留置するというだけで取り出せない不安がありますよね。

でも大丈夫です。

まず解剖学的に、子宮口が固く閉ざされているので子宮内に入ることはありません。

お風呂などのリラックスした場所で、排便する要領でいきみます。

腹圧をかけてカップを産み出すのです。

そうすれば指が届くところには出てきます。

心配な人は最初からステム（持ち手）が長めor握りやすい商品を選ぶというのも手です。

ちなみに、生理開始時より多い日くらいの方が膣内は滑りやすく、柔らかくなっているので、

初めての人は多めになってから試すのをおすすめします。

生理で夜勤だと、仮眠などで横たわるところを汚す心配がありますが、

月経カップ（＋吸水パンツ）ならその心配はなくなります。

勤務中にドロっとすることもないし、

ナプキンかぶれもなくなります。

ただでさえ、生理でいろんな症状がある中で夜通し働いているので、

少しでもストレスが減ればいいですよね。

今回は月経カップをおすすめしました。

あまり人に言えないことだからこそ、

悩んでいる人の選択肢の一つになればと思って書きました。

毎月の憂うつが少しでも軽減できますように。