機嫌のよい声であいさつをすると、周りの反応が変わる
- 先輩がこわい
- 何考えてるかわからない人がいる
- 病棟の雰囲気が悪い気がする
あなたの職場ではどうでしょうか。
わたしが入職した頃の病棟は、美人だけど話しかけにくくて
少し意地悪な印象の先輩が多かったです。
簡単に言えば、雰囲気が悪い病棟でした。
一人ひとりと話せば分かり合える気がするのに、
集団になると見えない壁ができる。
病棟に出勤する前は、体がこわばってしまい、おなかが痛くてトイレに駆け込むこともありました。
でも一つ思ったのは、
なんか、朝のあいさつすらちゃんとできてないよね・・。
です。
この病棟は、なぜ朝のあいさつをしないんだろう。
いや、厳密に言えばしていました。
とても小さい声で、流れる作業のようなあいさつが主流でした。
1年目の終わり頃から、看護師の生活に慣れて元気を取り戻したわたしは、
とりあえず朝、出勤したら機嫌のいい声であいさつをするようにしました。
ちょっと勇気がいりましたけどね。
そうすると、元から感じのいい先輩たちは一緒にあいさつするようになりました。
2年目になると、後輩が入ってきて、
後輩がそれらのマネをするようになります。
そうなると、占めたものです。
感じの悪い先輩たちが目立つようになりました。
その人たちが人生の転機で異動、退職していったため、スタッフが入れ替わったのもありますが、
明らかに感じのよさそうな病棟になりました。
数年経過した頃に、あいさつが気持ちいいということで表彰されました。
きっと認めてくれる人がいて、師長さんに話してくれたんですね。
功績、というには小さいですが、
経験がないスタッフも、意外と簡単に環境を変えることができることがあります。
返事をよくする、レスポンスを早くする、締め切りより早く提出する、
そんなことでも変えられることがあります。
コミュニケーションのビジネス本を読んでも面白いです。
気持ちよく仕事ができますように!